狭山おたより日誌8月13日。
 今日は初めて息子に誘われて愛知県の吉良漁港で釣りをしました。「さっぱ」というなぜか岡山県人しか食べないらしい小さい魚が5,6匹釣れました。ここ20年くらい釣果といえば、0か1と言う状態だったので、今日は大量でした。でも全部逃がしましたが。海の風に吹かれてのんびり釣りをする、本当に気持ちがいいですね。
 狭山をはじめ、日本の冤罪は何十年もかかりすぎです。東住吉事件は無罪を勝ち取りましたが、無実の二人ともうその自白をしてしまっています。うその自白をさせたことが明らかな場合、警察や検察には何らかのペナルティーがあってしかるべきだと思います。国賠とは別に自動的に。そして、検証がしっかりなされるべきで、しかも再現映画などが作られて、ひろく世間の人が冤罪にの恐ろしさを知るようにしてほしいと思います。日本の冤罪がこれだけひどいのは、世界的に見ても例を見ないほどではないでしょうか。いかに日本の人権がないがしろにされているか。
 東京高裁の前では、いろいろな裁判闘争をしている団体・支援者たちがよくアピールをしているそうです。かち合ううことも多く、時間や場所の調整をすることもしばしばあるそうです。
 狭山の場合も裁判所・検・弁護団の3者協議が行われる時は、東京高裁前で石川一雄さん夫妻をはじめ、全国からの支援者が集合し、石川さんの無実と再審開始を訴えています。雨の日も夏の暑い日も冬の寒い日も。石川さんを犯人として、真実を認めようとしない日本の権力。人々の世論を喚起し、必ず無実の人は無罪にしなければいけません。東三河の会からも僧侶のMさんが東京に駆け付けてアピールをしてくれています。本当にありがたいと思います。
 せめて、豊橋から東京高裁の行動に連帯してリーフレット配りなどをして、豊橋の人々に狭山を知らせていきたいと思います。
幟を持ったり横断幕を持ったりする方も必要です。ぜひ、みなさんの多くのご参加をお願いします。
〇8月25日(木)17:00~18:00(40分くらいからドリンクタイムにしたいと思います)
〇豊橋駅前デッキ